ズミクロン撮り歩き
銀座の中古カメラ市で手に入れた第三世代のズミクロン 50mm。
1979年から製造されたこのレンズは俺と同世代。どうせなら同い年が良かったが自分のズミクロンを調べてみると1984年製という事で俺より年下らしい。
FUJIFILM X-Pro2 + Carl Zeiss Touit 2.8/50M
アポズミクロンという変態レンズが発売されている今でもこの第三世代と同じレンズ設計を持ったズミクロンが併売されている。つまり俺が生まれた頃から今でも通用するレンズをライカは製造していたと言う事なのかな?
現行のズミクロン4thはフード組み込み式。3rdのフードがプラスチック製で気に食わないので個人的には4thが理想だが値段差を考えてコチラにした。
2ndも渋くてカッコイイが写りはややオールドっぽさが残ってる気がする。1stは最短距離が遠いので今回は選択外だった。
午後からの試写となったが生憎の曇り空。湯島天神の梅まつりに行ってみたが天気のせいか気分はあんまり乗ってない…
とりあえず撮っちゃうやつ。
猿まわしもやっていた。コタツに入る猿が凄く可愛い。
天気がイマイチなので近くの洋館に行く事にした。旧岩崎邸庭園。
M9が随分と可笑しなホワイトバランスを出す事があったが洋館の怪しい雰囲気とマッチするので敢えてそのままにした。
外が曇りなので良い光が中々入って来ないが僅かな光を探しながら館内を撮り歩き。
このライトが好き。
窓があるとカメラを向けたくなる。
いきなり場所が変わって国際フォーラム。レンズを試すのに良さそうだしね。
このレンズでモノクロを撮るとやたらイイ気がする。
Leica M9 + Leitz SUMMICRON-M 50mm F2 (3rd)
このズミクロンでようやくM9の本当の実力を引き出せそうだ。現代のレンズと遜色ないシャープさを持ちながらも柔らかさも感じる。開放はほんの少しだけ光が滲む。それもいい。
デザイン的にもM9と一番マッチしている。
コシナも好きだがやっぱりライカのボディにはライカのレンズが必要なんだな。さて、35mmはどうするか…