写欲がない…
夜中の22時過ぎ。急にシャッターを切りたくなりヘクトールを付けたM9を持ち出した。
絞り開放。シャッタースピードは1/125。ISO感度を400に固定。
実のところ、ここ2カ月くらい写真を撮りたいという気持ちが以前より明らかに減ってきていたりする。
新しくレンズを買った時や沖縄旅行の時は一時的に気持ちが上がったが旅行も終えるといよいよ写真を撮りたいという気持ちに全くならなくなってしまった。
3年半前にX100Tを手にしてから初めての事だ。
撮影してたのは家からよく行くラーメン屋までのほんの10分ぐらいだったと思う。シャッター数は16枚だった。フィルム1本分にも満たない。
写欲が湧かない時はこの手のレンズは助かる。気負いする事なく気軽に撮れる。それにいつもと違う街の景色を見せてくれる。
被写体が現れたら感覚的にピントを合わせ反射的にシャッターを切るだけ。
近所をちょっと歩いただけで大していい写真など撮れる訳もないがそれなりに楽しめたので今はそれで良しという感じだ。
Leica M9 + Leitz Hektor 7.3cm F1.9
写真をやってるとこういう時期ってのは誰にでもあると思う。理由は人それぞれ…自分の場合はいい写真を撮ろうとアレコレ考えるのが面倒になったのかもしれない。
ブログに掲載する気も無かったが、そうするとパソコンに眠るだけの写真になってしまいそうなので記録的な意味で載せてみる。
また同じ気持ちになった時に何かのきっかけになればいいと思う。